フランス語を勉強するなら、留学先としてまず思い浮かぶのはフランス。でもフランス語留学ができるのはフランスだけではありません。
英語の語学留学先として人気なカナダは、実はフランス語も公用語の国。
今日はフランス語留学をお考えの方へ、フランスそれともカナダのケベック州、どちらに行く方がいいのか、両方に滞在経験のあるオップラ！管理人が行き先診断を作ってみました！
主にフランスの行き先をパリ、ケベックの行き先をモントリオールと想定して考えました。
診断テスト
以下の文章で、自分により当てはまると思う方のアルファベット（ＡまたはＢ）を数えていってください。
好み・目的
Ａ．フランスが好き・憧れがある
Ｂ．以前北米に留学していた、北米文化が好き
Ａ．歴史・アート・文化・料理など「フランス」についても学びたい
Ｂ．フランスに特に思い入れはない、「フランス語」を勉強しに留学したい
言葉
Ａ．フランス語に興味を持ったきっかけは発音が美しいと思ったから、
または標準フランス語を身につけたい
Ｂ．とくにフランス語の発音についてのこだわりはない、方言だって面白いと思える
Ａ．片言でも身振り手振りでもフランス語で乗り切る覚悟がある！
Ｂ．言葉が全く通じないのは（最初は）辛い、英語は多少できる
日本人
Ａ．日本人が多い方が助け合えていい
Ｂ．日本人は少なくても全然大丈夫、むしろ少ない方がいい
地理
Ａ．ヨーロッパに旅行に行ってみたい
Ｂ．アメリカやバンクーバー、トロントなどに遊びに行ってみたい
ショッピング
Ａ．お店が早く閉まったり日曜日に休みで不便でも気にしない
Ｂ．24時間営業や日曜日など、日本とできるだけ同じように買い物がしたい
Ａ．チェーン店より個人経営のお店が好き
Ｂ．どこでも同じものが食べられるチェーン店の方がが安心
気候
Ａ．寒すぎるのは苦手
Ｂ．ウィンタースポーツが好き
その他
Ａ．エコやオーガニックに興味がある
Ｂ．自分や家族が留学先の治安を心配している
Ａ．知らない人とフレンドリーに会話するのはあまり得意ではない
Ｂ．パリに行ったことがあり、人がきついと感じた
いかがでしたでしょうか。Ａが多かった方はフランス、Ｂが多かった方はケベックが留学先としておすすめです！
解説
当然ですが、フランスや「フランスの言葉」に興味があって留学したい方にはカナダはおすすめできません。
場所にもよりますがパリは日本人が多め。困ったときに日本人に助けを求めたい、日本人と話がしたいという方にはフランスの方がよさそうです。
ケベックには日本人は少ないので、私はこちらに来てまだ一度も外で日本語を聞いたことがありません。なるべく日本人の少ないところでフランス語漬けになりたいと思うならケベックがいいかも。
言葉に関しては、ケベックの言葉はフランスの仏語とは違います。ケベックでも学校では標準フランス語を学べますが、日常生活ではケベコワ。それが気になる方はフランスに行きましょう。
また、ケベックのモントリオールでは基本的に英語も通じます。留学だけど全く意思疎通ができないと不安という方は、英語も通じる英仏バイリンガルシティー・モントリオールがいいのではないでしょうか？
地理的な特徴では、ヨーロッパの他の国にも行ってみたい人はフランスへ、北米に興味がある方はケベックへ。ウィンタースポーツや自然がお好きな方にカナダはおすすめです。
ショッピングに関して。カナダの方がお店の営業時間が長く、24時間営業のお店も見かけます。一方でフランスは営業時間が短く日曜日はお休みのお店が多いです。
日本と近い形で買い物がしたければ、ケベックの方がいいのではないでしょうか。
また、フランス（特にパリ）はエコやオーガニックを意識したお店や、チェーン店より個人経営の方が多い印象があります。
そういったことに関心がある方はきっとフランスの方が楽しめるはずです。
フランス人（パリジャン）のことをきついと感じてしまう方もいます。また、フランスの昨今のテロで治安を心配される方もいるかもしれません。
その点、カナダはとても人がフレンドリーで優しく、治安もいいです。
おわりに
以上、フランスとケベックの両方に滞在した経験から考えた、フランス語語学留学の行き先診断でした！
まとめると、フランスが合いそうな人はフランス語だけでなくフランスの文化や歴史なども勉強したい人、ヨーロッパが好きな人。買い物は多少不便でもいいから個人で経営しているこだわりのあるお店が好きという人。
カナダ・ケベックが合いそうな人は、英語も通じる場所でフランス語を勉強したいと思う人や北米文化に慣れている人。自然やのんびりした雰囲気が好きで、夜遅くや日曜日も買い物をしたい、どこでも同じチェーンのお店があると安心するという人。
あなたはどちらでしたか？本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
