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日仏ファミリー目線で綴るカナダフランス語圏ケベックでの毎日。時々フランス・文房具

バレットジャーナルのキー「>」と「<」の違いと各ログページの役割


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最初は見よう見まねで始めたバレットジャーナル。本格的に始めてから約1か月が経ちました。慣れるまで勉強とコツが必要でしたが、基本のシステムを理解してしまえば、あとは自分のやりやすいようにできるのでとても使いやすいです。

 

勉強とコツと書きましたが、キーの使い方と各ページの働きを最初に覚えなければいけません。私が分からなかったのは、「> migrated」と「< scheduled」の違いでした。英語のサイトで調べると、ここでつまづいてしまう人が多いことが分かりました。

 

何人かの人にご質問もいただいたので、キーの使い方と各ページについて「私はこう理解しているよ」というのを今日はご紹介と思います。

 

二つのキーの役割

例えば9月30日が終わり、デイリーログがこんな感じだったとします。

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10月になるので、残っているタスクの整理をします。週終わり、月終わりにするこのタスクの整理がバレットジャーナルのポイントです。

 

画像を見ると、美容室の予約と部屋の模様替えという2つのタスクが終わらずにオープンのまま残ってしまっています。

 

これを整理します。

 

「> migrated」 別の日に移動

美容室の予約は来週にはしたいと思うので、「>」を使って、来週に移動させました。「>」は、今週できなかったものを次の週に持っていくなど、別の日に移動させるときに使います。

 

来週のデイリーログを作って、そこに「美容室の予約」と書きましょう。そして9月29日のタスクを「・」から「>」に変えます。

 

次の週はページの先にあるので右を向いてます「>」。キーを右向き矢印にするとより分かりやすくなるかもしれません。

 

「< scheduled」 スケジュール完了

また画像に戻ると、部屋の模様替えもできなかったことが分かります。これは来週必ずしもやらなければいけないことではありません。年末の大掃除までにやれればいいかなと思っています。

 

まだ先のことなので、こういう時にはいったんデイリーログからフューチャーログに移動させます。そして29日に書いてあったタスクは「・」から「<」に変更します。

 

「<」は、一度延期して、また未来のどこかのタイミングでするタスクと考えるといいでしょう。フューチャーログはノートの最初に書いてあるので、左向きです「<」。キーを左向き矢印にすると分かりやすいかもしれません。

 

scheduled(スケジュール完了)という表現が分かりにくいので、future logged(フューチャーログに入力済み)とかforwarded(先送り済み)という呼び方にしている人もいました。

 

こんな感じになりました。

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いつのタイミングで移動させるか

毎日この作業をして移動させる人もいるみたいです。バレットジャーナル考案者のライダー・キャロルさんは月末に移動させるとサイトで説明しています。

 

私も最初は毎日やっていたのですが、そうすると毎日移動させるタスクも出てきます。同じ項目を何度も同じページの中で書き直す作業が無駄な気がするので、1ページ(基本1週間)が終わったら移動させるようにしました。

 

このやり方の場合は、見開きで見た時に、今日より前のタスクがオープンであれば、そのページにあるものは全て当日のタスクとして扱います。

 

各ログページの意味合い

いろいろ調べた結果、私は以下のように理解して実践しています。もしかしたらオリジナルとは違うかもしれません。いろんな人がやりやすいように自分でアレンジしているので、一つの例として読んでください。

 

それぞれの役割

フューチャーログ

新しいノートになったときに、その先の半年や1年の予定とやりたい事を書いておくものです。1冊のノートには1個しかありません。

 

マンスリーログ

新しい月が近づくとその月のマンスリーログを作り、フューチャーログのその月に書かれているタスクをマンスリーに書きます。マンスリーログはそのノートに入れる月数分作ることになります。

 

デイリーログ

デイリーにも同じように、マンスリーにあるタスクをこちらに転記します。デイリーログはマンスリーの下に位置しているようなイメージで、マンスリーより細かいTO DOなども入ってきます。

 

それだけでなく読んだ本、読んでみたい本、感動した言葉など、その日あったこと、感じた事など何でも記録(ログ)します。

 

その日のページだけで完結させる

フューチャー、マンスリー、デイリーの3つを行ったり来たりなければ予定をすべて把握できないとすると、分かりにくいし漏れも出てきます。その日のタスクやその日のメモ等はすべてその日のデイリーの中で完結するようにしています。

 

タスクには必ず所属先がある

上にも書きましたが、フューチャーログに入っているのにマンスリーログに入っていない、デイリーログに入っていないというタスクは存在しません。

 

見開き1ページ(1週間)が終わった時点で、そのページは役割を終えます。終わった週にタスクがまだ残っていると見落とす原因になります。

 

なのでまだオープンになっているタスクはそこに放置しておかないで、必ずどこか新しい所属先に移動させてあげなくてはいけません。

 

その所属先は、次の週のデイリー(「>」を使って移動)、フューチャーログ(「<」を使って移動)などです。

 

おわりに

以上、私のキーの使い方と各ページの活用例でした。タスクを整理する頻度や細かいルールは自分の中で決めることができるので、一つの例として参考にしていただけたら幸いです。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪

 

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