オップラ!

日仏ファミリー目線で綴るカナダフランス語圏ケベックでの毎日。時々フランス・文房具

心配で娘を実の両親にすら預けられない私


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夫の国フランスでは、産後1週間くらいで夫婦でディナーに行く人もいるのだそうです。

 

カップル文化の国なので、夫婦の時間を大切にするのは分かるのですが、産後1週間はすごい!産後すぐは心も体も回復していないし娘もふにゃふにゃで、生後1週間の頃の私はご褒美やディナーのことを考える余裕は全くありませんでした。

 

さすがに生後1週間ということはなかったですが、夫はしばらく前から「今まで夫婦で頑張ってきたんだから、そろそろ(私の)両親に娘を預けて、ゆっくり睡眠をとったり夫婦で外出したりしたい」と言うようになりました。

 

でも私は両親に預けたいという気持ちになれないんですねぇ。今日はそんなお話。

 

両親は寂しがっているはず

ただ私が心配だからというだけなんです。

 

近所だったらまた違ったのかもしれませんが、私の実家までは電車で2~3時間かかります。万が一何かあったとしてもすぐに駆けつけてあげられないし、気が進みませんでした。

 

こちらに来て預かってもらうということもできましたが、幸いこれまでお願いせざるを得ない状況になることもありませんでした。

 

でも両親はきっと寂しがっていると思うんですよね。

 

私は里帰りもせず、出産後に実家に帰ったり母にしばらく来てもらって手伝ってもらうということもありませんでした。でも私の両親は里帰り出産をすると思っていたみたいだし、産後うちにしばらく泊まって手伝う気もあったみたいです。

 

はっきりとは言われていないですが、絶対がっかりしているはずです。そういうのを全部断ってきただけでなく、実家に娘を連れて帰ったのも1度1泊だけだから。

 

初孫ということもあり期待も膨らんでいたことでしょう。「思っていたのと違う!」と感じているはずです。

 

心配しすぎるのも誤解を生む

娘が生後1か月になったころ、私の両親が娘に会いにうちに来たことがありました。その時久しぶりに夫婦で外に出ました。外出といっても、歩いて5分のドラッグストアに飲み物を買いに行っただけ。

 

久しぶりに夫婦だけで外の空気を吸えるのが新鮮でしたが、うれしさよりも心配のほうが大きくて、速足で行って帰ってきたのを覚えています。

 

「もっとゆっくりしてくればよかったのに」と母に言われましたが、私はそんな気持ちになれませんでした。「心配だったから」というと、母は気分を害してしまった様子。「両親に娘は任せられない」と私が思っているととらえたようでした。

 

そんなつもりは全くなかったのに、表現の仕方一つで誤解を生んでしまいました。

 

子離れ?

さて、そんな娘が今はもうつかまり立ちもし、はいはいで家じゅう歩き回るかなり元気でたくましい子に育ってきました。

 

夫もそろそろ大丈夫かなと思ったようで、冒頭に書いた発言です。

 

もうすぐ保育園のことも考え始めなければいけないし、いつまでも「全部自分で!」と思っていてはダメ。少し慣れなくてはいけないですね。これが「子離れ」の第一歩でしょうか。

 

私は同時期に妊娠していたマタニティハイな友人に比べると、かなり「冷めた」妊婦だったので、まさか自分がこんな気持ちになるとは想像もしていませんでした。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪