オップラ!

日仏ファミリー目線で綴るカナダフランス語圏ケベックでの毎日。時々フランス・文房具

育休中に会社の健康診断は受けられるか

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小さい子の子育てをしているとどうしても自分のことは後回しになってしまいます。でもふと、自分の体調は大丈夫なのだろうかと不安になることはありませんか?

 

先日「子供が小さいのに私が大きな病気になってしまったら我が家はどうなるのだろう」と怖い想像をしてしまいました。

 

そこで育休中の会社に休業中でも会社の定期健診を受けられるかどうかを確認しました。

 

ほかにも気になっている方がいるかもしれないので、育休中の会社の健康診断の扱いについて今日はまとめました。 
 

法律上はどうなってる?

調べてました。

 

まず、会社は社員に1年1回は健康診断を受けさせないといけません。

事業者は、労働安全衛生法第66条に基づき、労働者に対して、医師による健康診断を実施しなければ なりません。また、労働者は、事業者が行う健康診断を受けなければなりません。

労働安全衛生法に基づく健康診断を実施しましょう~労働者の健康確保のために~

 

でも休業中ついては厚生労働省からこんな通達が出ています。

 

1 休業中の定期健康診断について 事業者は、定期健康診断を実施すべき時期に、労働者が、育児休業、療養等により休業中の場合には、 定期健康診断を実施しなくてもさしつかえないものであること。

育児休業等により休業中の労働者に係る健康診断の取扱いについて|安全衛生情報センター

 

休業から職場復帰した際にはなるべく早く健康診断を受けさせないといけませんが、休業中は受けさせなくてもいいということです。

 

つまり会社次第

 

会社から去年何の連絡も来なかったのは、うちの会社が休業中の人には受けさせていないからなのかもしれません。

 

とはいえ健康診断を受けないまま2年目になるので、そろそろ自費だとしても行っておきたいです。

 

婦人科検診も込みだと結構な金額(2~3万くらい?)になるので、会社で受けられたらうれしいのですが……。

 

会社に確認した結果

念のために休業中でも健康診断が受けられるか会社に聞いてみました。

 

すると休業中の人にはアナウンスはしていないけれど、希望があれば受けられるそうです。

 

しかも通常だと秋頃に行くところを、年度末なので今年度分を希望の日程ですぐに予約してくれるとのこと!ラッキー♪

 

ということで、近いうちに受けに行ってきます。

 

聞いてみるものですね!でもアナウンスは休業中の社員にもしたほうがいいんじゃないかな……。

 

まとめ

休業中は会社に義務はありませんが、私の会社のように受けさせてくれるところもあります。勤務先によって違うかもしれませんが、一度会社に確認してみてはいかがでしょうか。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪  

 

簡単!早い!清潔!乳児用液体ミルクが超便利だった!

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夏が始まったばかりのレユニオンで約1か月間過ごしてきましたが、真冬の日本に帰ってきました!寒い!

 

今日はレユニオンの行き帰りの飛行機の中で使った液体ミルクがすごくよかったので、感想をレビューしたいと思います。

 

購入した液体ミルク

アマゾンでアプタミルというミルクを買いました。イギリスから10日程度で届き、値段にすると200ml1本で1,000円くらいという結構いいお値段になってしまいました。

 

私がこの時購入したのと同じミルクは楽天やアマゾンで見かけなくなってしまいました。「乳児用液体ミルク」で検索してみてください。 ほかのメーカーのものが出てきます。

 

ヤフーにはまだアプタミルが売っていました。

 

 

使ってみた

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ボトルの青いふたを開けてアルミの封を開け、乳首をセットします。することはこれだけ!すぐに飲ませることができます。

 

粉ミルクを使った場合、熱いお湯を用意し粉ミルクを哺乳瓶に入れてお湯を入れ、ミルクを冷まし温度をチェック、飲ませたら哺乳瓶を洗って、月齢によっては消毒も必要です。

 

こういうことを飛行機の中でやるのは大変なので、液体ミルクを持って行って本当に良かったです。

 

飛行機の中だけじゃなくて、行く国や地域によっては清潔で安全な水が手に入らないこともあるのでお湯の確保、哺乳瓶の洗浄~消毒が必要ないというのは助かります。

 

災害などの緊急時に液体ミルクの重要性が叫ばれているのにはこの点が大きいと思います。

 

乳首はチュチュベビーが最強だった

液体ミルクのボトルに取り付ける乳首ですが、私が買ったアプタミルの商品にはついていませんでした。そこで、試しに家にあったチュチュベビーの乳首を使ってみたらちょうどセットできました。

 

上の写真に移っている乳首はチュチュベビーのものです。

 

 

日本に帰ってくるときの飛行機の中で使うためにレユニオンでミルクをまた買ったのですが、そのミルクのボトルにもチュチュベビーでピッタリでした。

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下はボトルを上から見たところ。ピンクのキャップを外してアルミのふたを取ったら、キャップの真ん中の丸くなっているところをくり抜きます。そこにリングを外したチュチュベビーの乳首をはめて、キャップをボトルに取り付けます。

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ちなみにこのミルク、250mlが6本入ったセットだったんですが、これで5.08ユーロでした。2017年1月26日のレートで619円です。1本100円程度なので私が買ったアプタミルの1/10の値段でした。

 

1,000円だと日常使いは考えてしまいますが、100円くらいだったら外出時や疲れているときなんかにも気軽に使えますよね。

 

おわりに

日本でも乳児用液体ミルクが解禁になるというニュースが去年ありましたがいつになるのでしょうか?

2018/08/08 液体ミルクがとうとう解禁になるそうです!

乳児用液体ミルク、8日解禁 市販までは1年以上:朝日新聞デジタル

 

以前使い捨て哺乳瓶のレビューを書いた時も書きましたが、日本で粉ミルクを作るには哺乳瓶、水道水、水道水を温めるガスや電気など、哺乳瓶を洗って消毒する水・洗剤、消毒液などが必要になります。

 

災害時にはそういったものがすぐ手に入るとも限らないので、液体ミルクが日本でも手に入るようになるのはうれしいです。

 

流通までは1年以上かかるということですが、市販されるようになったら赤ちゃんとのお出かけ荷物を少なくすることもできるようになりますね。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

買ってよかった!育児書翻訳本おすすめ3冊

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今日本を離れて家族でレユニオン島というところに来ていいます。

 

日本にいる時とは違って、こちらでは親戚やその友達家族と集まる機会がたくさんあります。子育て世代も多いので話題はどうしても育児の悩みの話へ。

 

先日は日本と違ってびっくりしたフランスの育児のことを書きましたが、そういう集まりで話してみると子供が夜寝てくれない、あまり食事を食べたがらないなど、子育ての悩みは国は違えど一緒なんだなと思わされます。

 

そこで今日は、私が持っている育児書の中で特に買ってよかった、助かった!と思った翻訳本を3つ紹介します。

 

ネントレと言えばこの本!  

 

ネントレと言えばこの方、ジーナ・フォードさんです。何時に何をするのか詳しく書かれているのでその通りにすればOK。

 

赤ちゃんを迎えるにあたって必要なもののリストもあります。日本と育児用品は多少違いますが参考になりました。

 

ただこの「ジーナ式」は細かくやることが決められているので、ちょっと窮屈な感じもありました。

 

ネントレのトラブルシューティングなら

 

もう一人ネントレで良く知られているのがトレイシー・ホッグさん。ジーナ式に似ていますが、ジーナより少しゆとりがある内容になっています。

 

トレイシーさんはネントレ本も出していますが、この『トレイシー・ホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全』が個人的にはおすすめです。

 

ネントレ本には書かれていなかった「こういう時はこうする」というトラブルシューティング的な内容が、大全という名前の通り分厚い本にたっぷり入っています。

 

なかなかうまくいかないときにこの本を開けば、大体答えが見つかります。ネントレだけではなくて、離乳食やおむつ(トイトレ)についても書かれているので長く使えそうです。

 

最終的に我が家でのネントレはジーナ式とトレイシー式を参考にしたオリジナルになりました。そのおかげか娘は生後3か月頃から19:00~7:00まで通しで寝てくれることが多くなりましたよ ^^ 。

 

成長に合わせた遊びと語りかけ

 

月齢毎にそのころの赤ちゃんはどんな様子なのか、どんなことができるようになるのかが書かれていて、だからこういう遊びや声かけをしてあげましょうと具体的に説明されています。

 

もちろん赤ちゃんによって成長の度合いは違うので、それは自分の子に合わせて進んでいけばOKだそう。

 

赤ちゃんにはいっぱい声かけをして遊んであげるとよいと言われても、この本を買う前は何をしたらいいのか分かりませんでした。

 

でもこの本にはその遊び・声掛けをする理由が背景にあって、それを理解したうえで実行しているので、やみくもにいろいろ試してみるより手ごたえがあります。

 

生後すぐから4歳までの成長の様子と声かけの仕方が書いてあるので、長く使うことになりそうです。

 

おわりに

この3冊はすべて出産後に買ったのですが、生まれてからだとゆっくり読む時間がなかなか取れないので、妊娠中に読んでおけばよかったです。

 

妊娠中に一通り目を通しておいて、生まれてからは必要に合わせて読み返すのがいいんじゃないかと思います。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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日本とこんなに違うの!?フランスの育児で驚いたこと5つ

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今夫の家族と一緒にマダガスカルとモーリシャスの間の島レユニオンに来ています。ここはフランスの海外県という位置付けなので、育児も基本的にフランス流。

 

やはり国が違えば育児の仕方や育児関連の商品も違います。今日は日本と違ってびっくりしたフランスの育児を5つご紹介します。

 

離乳食が後期でもペースト状

日本からいくつかベビーフードを持ってきましたが、今回は長期の滞在になるので日本と同じようなメニューを手作りしたり、フランスのベビーフードを買って食べさせています。

 

フランスのベビーフードは、上の画像にもあるようなクスクスやポテト&鶏肉、人参&ごはん&ハムなど。やっぱりフレンチっぽいメニューです。

 

日本と違うのは、離乳食の形状です。下の画像っは8か月~のプロバンス風チキン&ごはん。

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日本だと8か月のメニューは5mm角くらいの野菜が入っていたりするんですが、こちらは時々出てくるご飯粒以外はなめらかなペースト状です。

 

なお、12か月~のものになるともう少し形がはっきりしていました。

 

粉ミルクは冷たいミネラルウォーターで作る

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娘はもうだいぶ前から完ミで育てているので、レユニオンに着いた次の日に粉ミルクを買いに行きました。

 

日本と違うのはその作り方です。下の画像の赤くしたところに注目です。エビアンなど主治医にすすめられたペットボトルの水を冷たい状態で使うように書かれています。イラストもエビアンになってますね。

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実際に指示通り作ってみたんですが、すごく楽でした。お湯を沸かす必要もないし、熱いミルクを冷ます必要もありません。ただペットボトルの水と粉ミルクを哺乳瓶に入れて振って溶かすだけ。

 

日本の粉ミルクはちょっとお湯の温度が低めだと溶けにくいことがありますが、フランスのミルクは水で問題なく溶けました。

 

泣いていたら歯の痛みを疑う

歯が生えそうな時期から今までずっと、ぐずって泣いているときや指を手に入れているときなど、何かというと歯が生えてきていて痛いんだろうと夫の家族に言われます。

 

日本では歯が生えるときの痛みのことを言うことはあまりないですし、赤ちゃんのぐずりや行動の全てを歯の痛みと結びつけることはしません。

 

フランスでは下痢やおむつかぶれまで、とにかく何でも歯、歯、歯と言われるので正直ちょっと疲れてしまうこともあります。

 

薬を使うことの考え方が違う 

小さい赤ちゃんには病気であってもなるべくなら薬は与えたくないと思うのですが、薬についての考え方も日本とフランスでは違うと感じます。

 

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上の写真は歯の痛みを和らげる薬。使い切りタイプの目薬のような入れ物に入っている液体を赤ちゃんの口の中にたらします。

 

義母がスーパーに買い物に行ったついでに買ってきてくれました。処方箋がなくても買えることにも驚き!

 

下は以前もご紹介した夜泣きや飛行機の中でぐずる赤ちゃんに飲ませる薬。

 

こちらに来る前に義理の家族が日本に送ってくれました。小分けにして持ってきたので実物の写真が今ないため、サイトからお借りした画像を貼っています。

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QUIÉTUDE®, Médicament homéopathique - Médication familiale - nervosité passagère- troubles mineurs du sommeil - Boiron

 

上に書いたように何でも歯が生えてくる痛みに結び付ける傾向にあるので、特に歯に関しては薬を使うように何度も言われます。

 

日本には他にも義理の家族が送ってくれた歯の薬がありますが、私としては病気ではないのでなるべく薬は与えたくないんですよね……。

 

2歳でも哺乳瓶

そして最後に一番びっくりしたのがこちら。夫の親戚の子が2歳ちょっとなんですが、哺乳瓶でチョコレートミルクを飲んでいました。びっくり!

 

日本では哺乳瓶は1歳半くらいまでに早めに卒業するように言われます。

 

私もそろそろ哺乳瓶を卒業させることを考え始めなければと思っていたのですが、こちらでは遅いと5歳くらいまで使う子もいるのだとか。

 

こちらに来るときの飛行機の中でも、女性が巨大な哺乳瓶を持って歩いているのを見かけました。赤ちゃんにあんなに大きなボトルは必要ないのにどうしたのかなと思っていたのですが、きっともう少し大きい子だったんですね。

 

スーパーにはいろんな味が付いたミルクが売っているので、それを哺乳瓶で飲ませるみたいです。

 

ちなみにこちらは8か月~のトマトスープですが、箱にスプーンや哺乳瓶で飲ませるようにと箱に書いてあります。哺乳瓶でスープ!

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おわりに

娘が生まれたばかりの頃は何でも育児書通りにしなければいけないと思ってしまい、少し違うと大変なことをしてしまったのではないかと心配になってしまいました。

 

そんなとき「育児書通りにはいかない、育児に絶対はない」ということをよく聞きました。

 

こうやってほかの国の育児も経験してみるとそのことを身をもって体験でき、もう少し楽な気持ちで子育てに向き合ってもいいのかなという気持ちになりました。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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【子連れ国際線レポート:後編】バンコクからレユニオンまではエア・オーストラルを利用

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年末年始を夫の家族と過ごすためにレユニオンという島に来ています。レユニオンまでは日本からの直行便はないので、タイのバンコクを経由してやってきました。

 

成田~バンコク、バンコク~レユニオンの前編・後編に分けて、1歳前の娘を連れての国際線をレポートするシリーズ。今日は後編のバンコク~レユニオン編です。 

 

準備したものや心構えなどに変更点はないので、日本で知名度が0と言っていいレユニオンのエアラインエアオーストラルのレビューと共に進めていきます。

 

エア・オーストラル(Air Austral)

バンコクからレユニオンの県庁所在地(でいいのかな?)のサン・ドニ(Saint -Denis)までは、エア・オーストラルというレユニオンのエアラインが就航しています。コーポレートカラーは海をイメージしたブルー。

www.air-austral.com

 

週2回(木・日)しか飛んでいないので、私たちはエアアジアでバンコクに到着してからエアポートホテルに一泊して、翌日サン・ドニのロラン・ギャロ空港(Roland Garros)行きのエア・オーストラルに乗りました。

 

ちなみに、エアアジアはドンムアン空港に到着、エア・オーストラルはスワンナプーム国際空港から出発なので、タクシーで移動して空港近くに宿泊しました。

 

成田~バンコクと同じで大体7時間くらいのフライトです。

 

エア・オーストラル側でしてくれたこと

優先搭乗

車いすの方や子連れを先に搭乗させてくれました。私たち以外にも子連れのお客さんがたくさんいましたよ。

 

ベビーカー

エアアジアと同じく搭乗口まで使ってOKでした。ただ降りたときはスーツケースと一緒にバゲージクレームで受け取らなければいけませんでした。

 

でもロラン・ギャロ空港はものすごく小さいので、娘を抱っこしての移動はそこまで大変ではありませんでした。

 

子供用のシートベルト

エアアジアと全く同じものを飛行機が動き出す前にCAさんから受け取りました。でもやっぱりこれはあまり使いやすくなかったです……。

 

バシネット

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ネットでの事前予約もなく、チェックインカウンターでお願いしても無理と言われたのですが、機内でCAさんに言ったらバシネットが使える席に移動させてもらえました。

 

この日がたまたま席がガラガラだったからなんですが、ラッキーでした。

 

CAさんの気遣い

おむつ替えができるトイレを案内してくれたり、離乳食など温めるものはないか聞いてくれました。これはエアアジアではなかったサービスです。

 

フライト時間について

今回のレユニオン行きが決まってからいろいろ調べているとき、赤ちゃん連れの場合は夜の便にしてなるべく寝てもらうと楽という情報を読みました。

 

今回は成田~バンコクもバンコク~サン・ドニも昼間のフライトだったんですが、私としては昼間のフライトで良かったと思っています。

 

昼間で寝ているお客さんがほとんどいなかったので、万が一娘が泣いてしまっても寝る前提で乗っている飛行機よりはイライラが少なそうと感じたからです。

 

エア・オーストラルに乗った感想

優先搭乗したので他のお客さんが乗ってくるのをずっと待っていたのですが、そのまま飛行機が動き出してびっくり。この日はガラガラで30%くらいしか席が埋まってませんでした。

 

週2回しか飛んでないのにこの具合だと心配になってしまいますがたまたまですかね。でもそのおかげでバシネット席に移動させてもらうことができました。なんでチェックインカウンターでは席がいっぱいで無理と言われたんだろう?

 

クリスマスだったので、CAさんたちはみんなサンタの帽子をかぶっていました。

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写真だと分かりにくいかもしれませんが、額のところには星形の電球がピカピカ光ってていて、女性スタッフは頬に銀色の星のラメをつけてました。遊び心があっていいですね。

 

機内食はタイ風でした。

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左がチキンヌードルで、右がグレープフルーツとツナ(?)。全然機内食に期待はしていなかったのですが、ココナツやレモングラスの味がしてとってもおいしかったです。

 

でもパンは冷たくてぼそぼそでまずかった。一口食べただけでギブアップ。

 

綺麗に日焼けした超美人なレユニオン姉さんたちはみんなフレンドリー。日本のエアラインとはフレンドリーさの種類がやっぱり違います。着陸して音楽がかかると軽くダンスしてました。

 

おわりに

成田からバンコクまでと同じく、こちらも娘はずっとご機嫌でほとんどぐずることがありませんでした。CAさんや周りのお客さんに優しくしてもらって、娘も満足そうでした。

 

赤ちゃん連れで飛行機に乗ることには賛否両論があり、私たちも娘がかわいそうという思いもあったのでかなり緊張して臨んだ今回の飛行機移動ですが、無事にレユニオンまで来れてよかったです。

 

娘が夫側の家族に会うのは今回が初めて。迷いましたが来て本当に良かったと思いました。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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【子連れ国際線レポート:前編】LLCエアアジアXで1歳前の娘とバンコクへ

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今インド洋の世界遺産の島レユニオンに来ています。レユニオンまで日本からの直行便はないので、タイ経由でやってきました。

 

成田~バンコク、バンコク~レユニオンのサンドニの前編・後編に分けて、1歳前の娘を連れての国際線をレポートしたいと思います。

 

今日は前編の成田~バンコク。約7時間のフライトで今回は9:15発、14:05着のエアアジアを使って行きました。娘にとって初めての飛行機ですが、私の人生初のLCCでもあります。

 

心配だったこと

 一番の心配は機内でぐずったり泣いて、周りの人達に迷惑をかけてしまうのではないかということ。

 

他にはミルク・離乳食のことや食べさせる時間、席の場所、機内での過ごし方、ベビーカーを持っていくかどうかなどが事前に気にかかりました。

 

準備したこと・もの

自分で揃えたものはこちらの記事に書きました。

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これらとは別に義両親がフランスから送ってくれた、キエチュード(Quietude)という植物ベースの薬も持ってきました。夜泣きする赤ちゃんや子連れで飛行機に乗るときに子供がぐずらないよう落ち着ける薬で、フランスでは割と一般的に使われているものらしいです。

 

病気な訳ではないので、植物ベースとはいえ可能な限り使いたくなかったのですが念のため持参。結局来るときは使いませんでした。

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QUIÉTUDE®, Médicament homéopathique - Médication familiale - nervosité passagère- troubles mineurs du sommeil - Boiron

 

準備としてやったのは、

 

1.目的地の時間に合わせて食事とお昼寝のスケジュールを考えておく。

その通りに行くわけはないと分かっていながらも、なるべく現地時間に合わせられたほうがいいかなと思ったからです。

 

タイと日本の時差は2時間。なので直行便でヨーロッパなどに行くほど時差の負担はなかったと思います。

 

2.飛行機の中のバシネットが使える席を予約する。

バシネットとは赤ちゃんを寝かせるベビーベッドみたいなものです。取り付けられる席は決まっているので、予約した数日後にサイトから席を変更しました。

 

エアアジアXの場合、プレミアムフラッドヘッドと呼ばれるビジネスクラスの1A、1G、1Hと、エコノミークラスのホットシートというちょっと広めの席16F, 17A, 34Fがバシネットを取り付けられるようになっています。

 

エアアジア側でしてくれたこと

優先搭乗

小さな子供がいると優先的に搭乗させてもらえます。

 

ベビーカー

エアアジアの場合、搭乗口からバスに乗って飛行機のところまで行きますが、そのバスに乗る前までベビーカーを使わせてもらいました。バンコクに着いたときも飛行機を降りたその場で受け取れたので、その後の移動が楽でした。

 

子供用のシートベルト

親のシートベルトに通して使うものです。離陸する前にCAさんにもらえます。でも娘に何度もするっと抜けられてしまいました。

 

帰りはこの旅のために購入したチェアベルト(下)を使ってもいいか、CAさんに確認しようと思っています。

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バシネット

有料ですが、上にも書いたようにバシネットが使える席を事前に予約しておきました。当日搭乗前に再度使いたい事を申し出て用意してもらいました。離陸してしばらくすると持ってきて壁に取り付けてくれます。

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良かったこと

バシネット席が取り付けられるホットシートの予約

2歳までは子供のために席を用意しなくてもよくて、乳児料金として4,000円を払いました。私か夫の膝の上で過ごしますが、娘が寝た時にずっと抱っこし続けるのは大変。個のバシネットでしっかり寝てくれたので、私たちの体が自由になり快適に過ごせました。

 

ホットシートは足元がほかの席に比べて広いので、娘を立たせることもできました。

 

周りの方の温かさ 

娘は離着陸時もほとんど泣かず、機嫌よく7時間過ごすことができました。途中通路をお散歩したのですが、ほかのお客さんやCAさんたちががとても優しく接してくれたのも助かりました。

 

反省点

離着陸時の耳の痛み対策として、ガムなどが食べられない赤ちゃんには母乳・ミルク・水などを飲ませます。

 

液体ミルクと水を準備しておいたのですが、飲ませるタイミングを早まりました。耳が痛くなるタイミングではもう飲み終わってしまうという結果に。

 

でも幸い耳の痛みで泣くことはありませんでした。帰りの飛行機ではもう少し遅めに与えようと思います。

 

LCCで子連れ旅行をした感想

今回の旅では飛行機の予約はすべて夫に任せました。

 

私は今までの海外旅行でLCCのサイトに行ったことは何度かあったのですが、荷物を預けるにも食事にもブランケットにも追加でお金を払わなければいけないというのが面倒でLCCに乗ったことがありませんでした。

 

今回子連れの旅行にLCCを利用したことが理由で何か不便があったということありません。でも事前に予約しておいたはずの私たちの食事がなぜか予約できていなかったなどのトラブルがありました。

 

たまたまだとは思うのですが、子連れというだけで十分心配事が多いのでこれ以上細かいことは考えたくないというのが正直なところ。夫婦で話した結果、今後は普通のエアラインを使って行こうという結論になりました。

 

エアアジアはドンムアン空港に到着しますが、国際線のトランジットの場合スワンナプーム国際空港に移動しないといけなかったのもそう思った理由です。

 

娘が小さいうちは価格よりも快適さを重視しようという思いです。とはいえ次回がいつあるかは分からないですけどね。

 

おわりに

心配だったぐずりもほとんどなく、食事も時間を考えておいたからか順調に進みました。機内ではおもちゃで遊ばせたり通路を時々お散歩していたあっという間に過ぎた7時間でした。

 

ベビーカーを持ってくるかどうかは悩みましたが、空港内の移動を考えると持ってきてよかったです。

 

総合的には成田~バンコクは大きな問題も起きず順調だったというのが今回の感想です。

 

余談ですが、10月に国王が亡くなったタイでは、エアアジアのCAさんもトランジットで宿泊したホテルのスタッフさんたちもみんな黒い腕章をしていました。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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赤ちゃん連れ海外旅行の持ち物:娘のために準備したもの

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今フランスの南の島レユニオンに来ています。今日は今回の旅行にあたって、1歳前の娘のために準備したものをご紹介します。

 

食事編

チェアベルト

ベビー用チェアがない外出先でも大人の椅子に取り付けることで赤ちゃんを椅子に座らせることができます。

 

ずっとほしいと思っていたんですが、あまり今まで長い時間外出することもなかったので用意してませんでした。

 

同じ時期に出産した同僚と先日ランチした時にお店のベビーチェアをお借りしたのですが、その椅子にはベルトがついていませんでした。

 

同僚がその時にチェアベルト使っていて良さそうだっので、この機会に購入しました。

 

椅子だけではなく、自分の腰に固定して使うこともできます。膝の上に娘をのせて両手を離せるので安心。

 

折りたためば手のひらサイズになるので持ち運びにも便利です。

 

離乳食 

他の方のブログなども参考にしてレトルトパウチのものやフリーズドライのものも少し用意しました。

 

でも飛行機の中では断然この和光堂のお弁当タイプが使いやすいです。

 

おかずとご飯がセットになってスプーン付きで箱に入っています。現地で買えるのと計算間違い(!)で少なめに持ってきました。

 

使い捨ての離乳食スプーン 

上の離乳食にはスプーンがついているのですが、ハーゲンダッツのスプーンみたいで平らでちょっと使いにくいのでこちらを購入しました。

 

いつも使っている離乳食スプーンも持ってきたのですが、洗うことができない飛行機の中や、生水が心配なトランジット先のタイで使うために念のために購入。

 

使い捨てエプロン 

いつも使っているベビービョルンのエプロンは現地についてから使うためスーツケースへ。

 

同じく、洗って使うことができない機内やタイで使うためにこちらの使い捨てを買いました。コンパクトなのがうれしい。

 

赤ちゃんの水

娘のストローマグに入れて飲ませるために持ってきました。こちらも同じく、飛行機の中とタイのことを考えて500mlを3本用意しました。

 

液体ミルク

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日本ではまだ承認されていないためアマゾンでイギリスから購入。1本約1,000円というぜいたく品になってしまいましたが、これ、本当に便利でした!

 

飛行機の中や移動中、特に海外だと安全なお湯を確保するのが難しいこともあるので、液体ミルクは助かります。一瞬で準備ができるのもよかったです。

 

使い捨て哺乳瓶

上の液体ミルクには乳首がついていなかったので、以前に買ってあったこちらを持参しました。

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おむつ編

紙おむつ圧縮袋

約7時間のフライトの機内持ち込み荷物で少しでも荷物を減らしたくて購入。おむつを袋に入れたら封をして手で空気を押して抜くと半分くらいの厚さになりました。

 

1枚に6枚のおむつが入りましたが、枚数が少なくなってくるとあまり差を感じられなくなったので圧縮しないでバッグの中に入れておきました。

 

スーツケースの方には、おむつを3枚ずつ小さなビニール袋に入れてクッション代わりに隙間に詰め、それとは別に新品のおむつ1パックも入れました。

 

こちらで買えるのでこんなに持ってくる予定はなかったのですが、スーツケースががらがらだったので急きょ1パック余分に詰めることに。2パック分のおむつを持ってきたことになります。

 

スイミングパンツ

滞在先の家の庭にプールがあるので、こちらも購入。女の子用は鮮やかなピンクです。今日早速使ってみましたが、パンツタイプのおむつと見た目も触った感じもほぼ同じでした。

 

おもちゃ編

お気に入りのおもちゃと一緒に、新しいおもちゃも持っていくといいとほかの方のブログなどで読みました。

 

ちょうど私の両親からクリスマスプレゼントでおもちゃの電話とお風呂で遊ぶ動物の人形をもらったのでその2つを持ってきました。

 

あと新しく買ったのはこれ。

間違えて口に入れてしまっても安全なクレヨン。飲み込んでも窒息しないように空気穴が開いています。

 

持ちやすいように独特な形になっていますが、この形によって積み重ねることもできます。まだお絵かきには早いので積み木のような遊び方をしました。

 

私は最初新しいおもちゃを持ってくることの重要性がよく分かっていなかったのですが、飛行機の中で初めて開けたときの興味津々な娘を見て納得。

 

おわりに

どれも役に立ったものばかりです。事前に調べていろんなものをそろえたおかげか、初の飛行機でも娘はずっと機嫌がよく、親としても慌てることなく過ごせました。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

荷物が多くなりがちな子連れ旅行には特におすすめ!空港宅配サービスを利用した感想

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夫の家族と年末年始を過ごすためフランスのレユニオンという島に来ています。

 

今回小さな娘との旅で移動時の荷物が大変そうだったので、空港までの手荷物宅配サービスを利用しました。

 

予約

出発の1週間前に電話で予約をしました。今回使ったのはJALABCのサービスで、私が持っているクレジットカードの特典で少し安く利用することができました。

 

名前、電話番号、荷物の個数、出発日、便名、そして集荷の希望日と時間を伝えて予約完了です。

 

集荷

予約時に伝えた通りの日時に福山運送の方が荷物を取りに来てくれました。スーツケースを預けたら一瞬で終了。

 

出発前日の一番遅い便にしたので、前の日まで自宅で使うものもスーツケースに入れられるのが良かったです。

 

年末年始などの繁忙期は、前々日が締め切りになる場合もあるみたいなので余裕をもって予約したほうがいいです。

 

受け取り

空港に着いたら、自分が利用するエアラインがあるターミナルの出発ロビーに行きます。そこのJALABCのカウンターで、集荷の際にもらった控えと交換でスーツケースを受け取ります。

 

支払いはこの時に。割引を利用するための条件だったクレジット払いにしました。夫と私の分のスーツケース2個で合計3,660円でした。

 

感想

空港へ向かうときに持っていくのは、自分たちの機内持ち込み荷物のみ。身軽に移動ができて電車の乗り換えもスムーズにでき本当に便利でした。

 

今回は娘をベビーカーに乗せていったので、さらにスーツケース2個となると移動はかなり大変だったと思います。子供連れには特にありがたいサービスです。

 

娘が生まれる前の旅行でも、空港までの電車の中で荷物が多くて他の人に迷惑がかかってしまうんじゃないかとドキドキしながら移動していました。なるべく通勤時間帯をずらすようにしていましたが、毎回それができるとも限りませんよね。

 

スーツケースを配送してもらえば当日の移動の荷物が少なくなるので、電車の中で幅をとってしまう心配をしなくていいです。なので子連れじゃなくても便利ですよ^^ 。

 

JALABCの空港宅配サービスの詳細はこちらからどうぞ。

www.jalabc.com

 

今回Visaゴールドカードの割引を使ったのですが、帰国時の空港~自宅はさらに安くなるそうです。2017年1月末まで1個目100円とのことなので帰りも使おうと思います。

www.visa-news.jp

 

子連れ海外旅行には必須と言っていいくらいおすすめです!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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【産後うつ】マタニティブルー体験記:夫の支えと娘への思いで乗り越えた

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マタニティブルーと聞くと日常的には妊娠中に感情的になってしまうことを指す場合が多いですが、「Maternity Blues」は本当は産後の気分の浮き沈みのことを言うそうです。別名はベイビーブルーズ。

 

私も産後マタニティブルーを経験したので、体験記を書きたいと思います。

 

出産直後

言葉で表すと「出産ショック」っていう感じでした。予定していなかったのに緊急帝王切開になってしまい、短時間の間にいろいろなことが起きて自分の気持ちが置いていかれているような気がしました。

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出産した当日の夜は、嬉しいはずなのになぜかネガティブな感情が出てしまい、一晩中どうしたらいいのかスマホで検索していました。一睡もできなかった。

 

何がつらいのか説明できないのですが突然涙が出てしまいます。うまく言葉が出せなくて、助産師さんにも自分のことが説明できなかったりしました。それから誰と話していてもぼーっとしていて夢の中にいるような現実ではないような感じ。

 

助産師さんも慣れているのか、出産翌日の夜は睡眠導入剤を飲むように言われました。それでも2時間くらいしか眠れなかったと思います。

 

両親のお見舞いが苦痛

私の精神状態がそんなだとは知らず、いや、知っていても初孫フィーバーでどうでもいいという感じで、私の両親はとにかくハイテンションで面会にやってきました。

 

それが本当に苦痛でした。

 

お見舞いに来てくれた時はまだ体にいろんなチューブがついていて、それを助産師さんたちがちょうど外しに来てくれたんです。その時に床を血で汚してしまった瞬間と、支えてもらってなんとか室内のトイレまで歩いて行く姿を両親に見られたことが本当に嫌でした。

 

耐えられず追い出すように帰してしまったのですが、それを後になって指摘されたので勇気を振り絞ってつらかったことを言ってみました。

 

でも返ってきたのは、「そんなの気にしないよ~。孫に会いに来たんだから」との言葉。両親には「そういうつらい時期だからいろいろ配慮してほしい」と暗に伝えたつもりが理解してもらえず、話さなければよかったと後悔しました。

 

嬉しいのは分かるけれど、娘だけじゃなくて少しは私のことも考えてほしかったです。

 

退院後の助産師さんのサポート

退院してからも、すごく感情的で泣いたり怒ったりずっとしていた気がします。新生児訪問にやってきた助産師さんに話を聞いてもらうことで少し落ち着きました。

 

出産した病院で一か月検診があり、本当は戻るのが嫌だったんですがこれで最後と思って行きました。

 

私と娘の診察がすべて終わり帰ろうとしたころ、助産師さんに呼ばれました。私が入院中につらそうにしていたのを覚えていて、話を聞こうとしてくれたんです。専門家(多分カウンセラーや心療内科)を紹介できるといわれましたが、その時は断りました。

 

助産師さんからそういう話があったということは、マタニティブルーを通り越して産後うつになりそうなくらいひどかったのかもしれませんね。結果的には専門家の助けなしに1か月検診の後しばらくして良くなりました。

 

元気になるきっかけとなったのは

何かいつもと違うことがあったわけじゃないんです。ふとこんなことを考えたのがきっかけでした。

 

「本当に大変なのは娘なんじゃないか?いきなり外の世界に出されて、何も分からないまま病院から家に移動され、でも頑張って生きている。私は産後から今まで自分のことばかり考えていたけれど、娘のことをもっと考えてあげなければ!」

 

そう思ったときから自然にブルーな気持ちが消えていきました。はっきり覚えていないのですが、多分娘が生後2か月になる頃には落ち着いていたと思います。

 

夫の支えに本当に感謝

泣いたり怒ったりいつもと違う私と、生まれたばかりの初めての赤ちゃん。しかもそれが言葉もよく分からない外国で起きた。夫も大変だったと思います。

 

それなのに何も文句も言わずに、感情的な私をただ受け止めてくれていた夫に感謝の気持ちでいっぱいです。夫の支えがなければもっと長引いていたと思います。

 

産後直後をハイテンションな両親と過ごしていたり、夫の理解がない環境だったらどうなっていたかと思うとぞっとします。

 

この時に夫が支えてくれたことは一生忘れません。(書いていたら涙が出てきた……。)

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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【マルチリンガル育児】五十音表とアルファベット表を購入しました。

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我が家は夫がフランス語ネイティブ、私が日本語ネイティブ、二人の会話は英語という環境なので、娘はトライリンガルになってくれたらいいなと思っています。

 

最近娘が指差しを始めて、いろんなところにある文章を指差したり指でなぞるようになりました。その指の動きに合わせて音読してあげるとすごくうれしそうにするんです。

 

そろそろかなと思い、マルチリンガル育児のスタートとして先日キャンドゥで五十音表とアルファベット表を買いました。

 

こちらはアルファベット表。

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フランス語のアルファベットは発音が違うだけで英語と同じなので、こちらでとりあえずは併用します。

(Xが「X'mas」なのが気になる…)

 

お風呂用ですが部屋で使う予定。

 

赤ちゃんが聞き分けられる音

以前こんな記事を書きました。

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生後8か月くらいまでは赤ちゃんはあらゆる言語の音を聞き分けられますが、10か月くらいから徐々によく耳にしている言語しか聞き分けられないようになっていくのだそうです。

 

日本人の赤ちゃんも、生まれてすぐはRとLの音の違いやTHの発音も聞き分けられるけれど、日本語だけの環境で過ごしていると少しづつその能力がなくなってしまうということらしいです。

 

娘はちょうどその分岐点に来ています。

 

今は日本語と英語を聞く機会が同じくらいで、フランス語に触れる時間が一番少ないです。このままだとフランス語の音を聞き分ける力が弱くなってしまうので、私たちが意識して3つの言語に触れる機会を作ってあげたいと思います。

 

国際結婚の子供ならバイリンガルになる?

我が家が国際結婚家庭だと知ると、必ずと言っていいほど「じゃあお子さんが生まれたらバイリンガルになるね」という反応が返ってきます。しかも妊娠する前や結婚前に言われたこともありました(笑)。

 

でも現実には、親子両方が気長に努力しないといけません。

 

どんなに親が頑張っていたとしても、子供が文字や言語に興味を持たないと言語習得はできないという経験談をいくつも読みました。兄弟でも言語への興味の強さによって習得度が違うという場合もあるのだそうです。

 

今のゴール

まだまだ娘は文字を覚えるには早すぎますし、夫も私も早期教育を熱心にしようという考えはないので、今から読み書きができるようにトレーニングするつもりはありません。

 

でもせっかく文字に少し関心を持ってくれたので、言語という記号があって、それに意味と音が結びついている、ということをなんとなく感じ取ってくれたらいいなーという気持ちです。

 

読み聞かせと同じような位置づけですかね。言語に興味を持ってもらうための最初のステップかなと。

 

娘に強制してバイリンガルやマルチリンガルになってほしいとは思いません。でもフランス語・英語・日本語の全てが身近にある状態じゃないと、興味を持つきっかけも与えてあげらえないですからね。

 

この五十音表とアルファベット表を使って遊びながら、3か国語の音を聞かせてあげようと思います。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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ファーストシューズ購入!柔らかくて履きやすいミキハウスがおすすめ!

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娘がよちよち歩きを始めたので、先日ファーストシューズを買いました!

 

全くベビーシューズについての知識がなかったので、お店に実際に行く前に子育てブログなどで調べた結果、よく出てきたブランド名は、ミキハウス アシックスイフミーベビーフィートの4社。

 

私は娘と一緒に店舗に行って試着させてもらったった結果、ミキハウスのファーストシューズを購入しました。

  

別の靴は固すぎて娘が泣いてしまった

 

最初はアマゾンで色々調べて、人気が高かった別のメーカーの靴を購入しました。

 

届いて開けてみた私の第一印象は「固い!」娘に履かせてみると嫌だったのか泣き出してしまいました。どうやら娘には合わなかったようです。

 

幸い30日間返品できたのでこちらは残念ですが返品し、最初にサイズを測ってもらったデパートに戻ることにしました。

 

すぐに娘が気に入って歩き出した

店員さんによると、初めて靴を履いた赤ちゃんは立ち尽くしてしまったり泣いてしまう子がほとんどだそう。

 

でも娘は1回目に試着した時に初めて靴を履いたのに、すぐに何歩か歩いてぴょんぴょん楽しそうにしていました。

 

こんなに喜んでくれるならこれにしようと夫婦で即決でした。

 

数か月しか履かないものに7,000円出すのもどうかなと思っていたのですが、最初に買った靴の時との反応の差が凄かったので迷いはなかったですよ。

 

柔らかくて履きやすいミキハウスのファーストシューズ

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ミキハウスのファーストシューズはセカンドシューズと違って靴底が薄目で柔らかめに作られています。これが娘がすぐに歩けた理由なのかもしれません。

 

娘が嫌がって泣いてしまった靴は、ファーストシューズでしたが靴底が厚くて固めでした。

 

この靴には紺のほかに赤がありました。最初に試着した時は店員さんが何も言わず赤を持ってきたので、赤=女の子、紺=男の子という設定なんだと思います。

 

でも女の子の服はピンクなどが多いので、紺のほうが合わせやすいと思ってこちらを購入。ブルー系の服が多い男の子は、逆に赤のほうがアクセントになってもいいかもしれないです。

 

おわりに

今は毎日少しずつ室内で靴を履いて歩く練習をしています。まだ赤ちゃんなのに一丁前に靴を履いて、一生懸命歩いている姿が可愛すぎます。

 

気に入ってくれて本当に良かった。お外に行って一緒に歩けるようになるのが楽しみです。

 

ミキハウスのオンラインショップにはほかにもいろんな商品があるのでのぞいてみてください↓ きっと気に入るものが見つかりますよ^^

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪

 

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育休最長2年へ。育休を延ばすより働き方を多様化してほしい

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少し前に娘の認可保育園の申込をしたのですが、思っていた通り「不承諾通知」が役所から届きました。保育園に入れないので仕事に復帰ができません。会社に育休延長の手続きをお願いしました。

 

娘が生まれてから、職場復帰や仕事への向き合い方について今までずっと悩んできました。育休を延長することになった今、感じることを書いてみたいと思います。

 

延長が決まったときの気持ち

正直複雑です。申し込み前に役所に説明を聞きに行った時点で保育園の空きがないことは聞いていたので、延長は想定していました。なのでそこに驚きはありませんでした。

 

でも「復帰したかったのに!」と怒りを感じるほど、迷いなく早く仕事に戻りたいとも、娘とずっといたいから仕事を辞めて子育てに専念するともはっきり言えず、どっちつかずな感じになってしまっています。

 

将来的なことを考えると、あまりブランクが空くと仕事に戻ったときが不安ですし経済的にも働きたい気持ちはあります。それと同時に、やっと少しずつ物事を理解してコミュニケーションが取れるようになってきた娘と、もう少し一緒にいたいという気持ちもあるんです。

 

復帰している方たちも、そういう複雑な気持ちを抱えながら頑張っているんじゃないでしょうか。

 

自分の価値を社会で感じたい

このブログは今年の6月末に始めました。ブログはいずれやろうと思っていたのですが、それが今年だったのは、毎日家にいるだけの生活で自分の存在価値がよく分からなくなってしまったからでした。

 

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この決断は正解だったと思っていますが、ブログは家でパソコンに向かって一人でする作業。やっぱり社会に出て人とかかわりながら、母親としてではない「私」として何かの活動をしたいと思います。

 

何が何でも仕事に戻りたいと張り切れない理由

ブログを始める前、そんな感じで自分の存在価値が分からなくなってしまい、仕事復帰を本気で考えたことがあります。その時に最初にしたのが復帰後の生活シミュレーションでした。

 

起きる時間、家族の朝ごはん、着替え、保育園に送って行って、通勤して、仕事が終わったらお迎えにって、食事を作りお風呂に入れ…

 

その結果、今の生活とのギャップが大きすぎる気がしました。妊娠前でも夫婦で忙しく仕事をしながら家のことをするのは大変でしたが、今度はそれに子育ても加わるわけです。

 

育休から復帰した経験もないし、先輩たちはそれをこなしているのに、私が生後3ヶ月の時に復帰したらしい母に言わせれば「本当に甘ったれたことを言って」です。

 

でも今完全に家事と育児だけをしている生活から、仕事も家事も育児もという生活になるのをイメージしたら大変すぎました。まだ小さい娘を抱えながら復帰をするのにはまだ早すぎると判断し、その時は復帰は諦めました。

 

仕事でいっぱいいっぱいになって、夫に当たってしまって迷惑をかけたことがあります。それが今度は娘にまで影響が出てしまうかもしれないと思うと、「復帰したい!」と100%思えませんでした。

 

もっと働き方に多様性があれば……

私が知っている範囲の狭い世界のことからしか語れませんが、同じように仕事と子育ての両立について複雑な思いを抱えている人がほとんどです。

 

育休を最長2年に変更する話し合いが今政府で行われていますが、育休が何年になろうが、待機児童が0になろうがが、この複雑な思いは変わらないんじゃないかと思っています。

 

先ほどブログを始める前に仕事復帰したいと思ったが諦めたと書きました。通勤時間が長いこともネックの一つだったので、在宅勤務ができればいいのにと考えていました。今考えても在宅勤務ができていたらその時復帰していたと思います。

 

勤務時間がフレキシブルに調整できたり、在宅勤務ができたり、働き方が多様化すればもっと復帰に前向きになれる方もいるんじゃないでしょうか。

 

出産後の女性だけではありません。男性の育休が注目されたり、もっと男性が育児や家事をするようにならなければいけないと言われますが、今の日本の働き方のシステムがそれができないようになってしまっていると感じます。

 

もっといろいろな働き方が認められる社会になれば、男性の家庭への向き合い方も変わっていくんじゃないかなあと思います。

 

おわりに

今回の話題とは少しずれますが、別に子持ちだけの問題ではなくて、独身だろうが既婚だろうが、子供がいようがいなかろうが、もっといろいろな働き方があっていいと思います。

 

みんなが同じ生き方を目標にして、みんなが同じ働き方をするという価値観はもう終わりにしたほうがみんなが幸せになれるんじゃないかな。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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厚生労働省が待機児童の定義を見直し中。今のままだと何がダメなの?

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育児関連の法律や制度は数年ごとに変わるものもあるので、子育て真っ只中だとテレビで見るニュースの当事者になることも多いです。そして、当事者になるまで何が問題なのかよく分からないこともありました。

 

先日厚生労働省が定義を見直すと発表した「待機児童」もそうです。今までなんとなく使っていた「待機児童」という言葉ですが、娘の「保活」をしてみて、今の定義の何が問題なのかが見えてきました。

 

そこで今日は、なぜ定義を変える必要があるのか書いてみようと思います。

 

自治体によって定義が違う

見直しの目的は、自治体によってばらつきがある定義を統一して待機児童の数を正確に把握することだそうです。

 

でも厚労省が定義を出しているのに、なぜそれを使わずに自治体によって独自の定義を使っているのでしょうか。

 

それは、厚労省の定義には含まれないけれど保育園に入れていない「隠れ待機児童」「潜在待機児童」が数多くいるからです。

 

厚生労働省の定義

まず最初に、待機児童とはすごく大雑把に言えば、認可保育園に申し込んだのに入れていない児童のことですが、条件があり以下は当てはまりません。

 

ざっくりと、

  1. 求職活動をあきらめた
  2. 育休中(保育園に入れなくて育休延長した場合も含む)
  3. 自治体の補助がある保育施設に預けられている場合(認証保育園など) 
  4. 行ける範囲に別の認可保育園があるのに申し込んでいない

 

これを知って驚きました。現実に保育園に入れなくて困っている多くの家庭が忘れられてしまう定義です。

 

一つ一つ突っ込んでみます。

 

2.保育園に入れなくて仕方なく育休延長しても、育休が取れているなら待機児童には認めらません。じゃあ延長した育休が明けても保育園に入れず、仕事を退職したら待機児童になるのかと思えば…

 

1.退職したら次の仕事を見つけなければいけませんが、預け先がないと仕事はなかなか見つかりません。それに、そもそも子供を面接に連れて行くわけにはいかないので、就職活動もできません。

 

3.退職はできない場合、認可外の保育園に入れて働き始めますが、認可外でも自治体の補助がある施設(認証保育園など)に預けられている場合は、待機児童ではありません。転園を目指して認可保育園に申し込んでいてもです。

 

保育園の種類は認可、認可外、認証、無認可などがあって混乱しますが、こちらのサイトが分かりやすいです。

sugoii.florence.or.jp

 

4.大切な我が子を預けるのだから、園内や先生の雰囲気、方針などに納得いく保育園を選びたいのが親心です。でも現実はそうはいきません。保育内容なんかより、とにかく空きが出やすそうなところに何とか入れるという現状。

 

でも、厚生労働省はこんなの出しているんですよ。

よい保育施設の選び方 十か条

 

実際は選ぶ自由なんてないし、選んでいたら待機児童にならないなんて。だったら何のための申込書の希望欄でしょうか?いっそ自動的に割り振ってくれとすら思ってしまいます。

 

現状の定義に該当するのは

今の「待機児童」の定義に当てはまるのは、求職中と現時点で無職で内定が出ている場合ですかね。

 

でもはれて(?)待機児童になっても、保育園に入れるのを待っているうちに内定を取り消されちゃうこともあります。そんなことが続けば仕事復帰をあきらめることになります。するとまた待機児童ではなくなってしまう。

 

今の定義だとこんな感じです。

 

ちなみに私も最近「保活」を始めました。まだ結果は出ていないものの、自治体内の認可保育園は、娘の月齢のクラスはすべて空きが0なので入れないことは明らかです。育休を延長することになりますが、今の定義では娘は待機児童ではありません。

 

ということで、こんな風に今の政府の定義には問題点がたくさんあるので、自治体によって、育休中をカウントするなど独自の数え方で現状の把握をしているんだそうです。

 

余談ですが、絶対に入れないことが分かっているのに、申し込まないと育休延長に必要な書類がもらえないのもなんだかなぁと思います。手続き上必要なのは理解しますが、断られるために申し込むのは役所と家庭の手間なだけな気がします。

 

おわりに 

定義が変わっても待機児童問題は解決しません。でもまずは現状だけでもしっかり把握してもらえるような新しい定義を期待したいです。今年度中に決まるそうなので注目です。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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【海外ドラマ】ナイト・マネジャー感想:妊娠中のスパイと新しい妊婦像

娘は19:00頃寝かしつけると大体朝まで寝てくれるので、それ以降は自分の時間として海外ドラマを夜な夜な見ています。

 

先日もAmazonプライムのナイト・マネジャーというスパイドラマを観終わったので、感想を書きたいと思います。

 

あらすじと感想

人道支援に見せかけた武器密輸ビジネスで世界一の悪人として知られるリチャード・ローパー。彼をずっと追い続けるアンジェラ・バー(イギリスの国際執行機関の責任者)に、元軍人で有名ホテルのナイト・マネジャーとして働くジョナサン・パインがリクルートされる。

 

ジョナサンはローパーの組織に側近として入り込むことに成功。アンジェラはアメリカのカウンターパートであるジョエルとともにローパーを追う。

 

ローパー役は『Dr.House』のヒュー・ローリー、ジョナサン役は『アベンジャーズ』のトム・ヒドルストンなど、キャストも豪華です。

 

------この下から「↑ネタバレ終了 ↑」まで、ソフトにネタバレします。------

「手に汗握る」ってこのこと!

エピソードごとにひやひやする展開があって、一気に全8エピソード観終わってしまいました。ロンドン、カイロ、ツェルマット(スイス)、マジョルカ、イスタンブールと世界のいろいろな都市が登場し、映像もきれいで楽しめます。

 

全体としてはとても面白かったですが、いくつか腑に落ちない点もありました。

 

まず、なぜジョナサン・パインがスパイになることを決意したのか。カイロでのソフィーの死とスイスでのローパーとの出会い、という設定なんだと思いますが、今までの生活や人格までを変えるほどの動機としては弱い気がしました。

 

そして、キャラクターの背景が後々知れるような思わせぶりさがあったのに、知ることができなかったこと。

 

アンジェラは旦那さんのことをミスター・バーと呼んでいるし、愛がない発言も。元軍人のナイト・マネジャーというジョナサンの背景、アメリカにおいてきた息子さんがいるローパーの愛人のジェド、ローパーが武器密輸ビジネスを始めるまでなど、気になることがたくさんありますが、触れられていません。

 

まあ、無理に各キャラクターの背景を膨らませて何シーズンも作って本筋からずれるよりも、すっきりしていると言えば確かにそうですけどね。

 

シーズン1が面白かったから続きが見たい気もしますが、一応シリーズとしては落ちもついているし、このまま終わりでいいのかもしれません。シーズン2については、今のところ未定のようです。

 

-----↑ネタバレ終了↑-----

 

妊娠中のスパイとその描かれ方

と、ここまで書いたところで、私が今回本当に書きたかったアンジェラ・バーが妊娠していることに焦点を当ててみます。

 

原作ではバーは男性だったそうですが、バーが女性でしかも妊娠しているという設定。普通に考えたらあんな危険なミッションを妊婦がやり、臨月らしいのにも関わらず飛行機でマジョルカ、カイロなどを飛び回るのはおかしい。

 

実はアンジェラ役のオリビア・コールマンはこの時本当に妊娠していたんだそう!自前の(笑)お腹だったんですね!なので、女性を選んだのは意図的でしたが、妊婦という設定は偶然だったようです。

 

コールマンが監督に妊娠していることを伝えると、脚本が書き直されたそうです。もとの脚本がどのような感じだったのか分かりませんが、「母性」のステレオタイプがこの作品にほぼなかったことに私は注目をしています。

 

ドラマや映画で妊婦や母親が登場すると、母性・命・ピュアさなどを連想させる役どころである場合が多いですが、このドラマでは違いました。

 

アンジェラが検診に行くだとか、編み物をするだとかというステレオタイプ的妊婦のシーンは全くなく、ただローパーを追う組織の責任者がたまたま妊娠していただけという感じ。あえてそこに意味を持たせていません。

 

でも私は「なぜそこまで無茶をしてローパーを追うのか」というところに、妊婦らしさを感じました。

 

アンジェラが全くおじけづかずにローパーを追うところは「妊婦なんだからもう少しゆっくりしていれば?」と行ってしまいたくなるくらい、ちょっと危なっかしくも思えます。

 

でも、出産をしたら今までと全く同じようには働けないということはアンジェラが一番よく分かっています。だからこそ長いこと情熱をかけてを追っていたローパーを、出産までになんとしてでも捕まえてやりたい!という意気込みがあったんじゃないでしょうか。

 

アンジェラの命を張った仕事は、私の仕事と比較できるものではありませんが、私の産休前を思い出しました。

 

体はだいぶ重くなってきてつらいこともあるのですが、今まで自分が整えてきた仕事を、なんとしてでもいい形に仕上げて引き継ぎたいという思いがあり、多少無理をしても最後までやってきました。

 

妊婦というと、母性が強くてか弱くて大切に扱ってあげなくてはいけなくて…みたいなイメージかもしれませんが、現実は必ずしもそうではありません。

 

体調に問題がなければ、仕事は仕事で普通にできるし責任をもって最後まで頑張りたい、それに「編み物」ばかりしていられないのが現実です。

 

監督の意図かは分かりませんが、私はそんなところが良く出せているなぁと思いました。

 

おわりに

自分が去年妊婦だった経験から、本筋のスパイドラマとは違った視点で海外ドラマ『ナイト・マネジャー』を解説してみました。

 

マタハラや逆に妊婦に配慮しすぎて職場で何もさせてもらえない、という話を聞くことがあるので、このドラマの今までの妊婦のイメージにとらわれない描写がとても興味深かったです。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 

 

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