オップラ!

日仏ファミリー目線で綴るカナダフランス語圏ケベックでの毎日。時々フランス・文房具

え、これだけ!?有名シェフの超簡単チョコレートムース


これ、何だと思いますか?

 

私のおやつのチョコレートと水分補給用の水ではありません。これからデザートを作ろうと思ってます。

 

はい、この二つだけで作れるんです。チョコレートムースが!
 

驚きの作り方

驚きなのはその材料の少なさだけではなく作り方もです。

 

お菓子を作る人はご存知だと思うのですが、チョコレートを湯銭で溶かすときに、絶対にお湯がチョコレートの中に入ってはいけないと言われていますよね。

 

それはチョコレートの中に水が入ってしまうと油分が分離しざらざらになって失敗してしまうからです。

 

タブーとも言える水とチョコレートを混ぜる行為ですが、この方法で作っちゃいます。

 

材料

用意したのはこれだけ!

・チョコレート 200g(板チョコが1枚50gなので×4枚)

・熱湯     150g

 

作り方

チョコレートを細かく刻んでボウルに入れてたらその中に熱湯を入れ、ボウルを氷水に浸しながらただひたすらかき混ぜるだけ!

 

最初は、おしるこみたいな印象でさらさら。割とこの状態が長く続くので、失敗したのかと不安になってしまいました。

でも7~8分くらい経った頃から少しだけ変化が出てきます。

少しずつとろみがついてきました。泡だて器が重く感じます。

生クリームを泡立てる時みたいに最終的にはもったりしてきます。ここまで来たら混ぜるのは終了。私は大体15分くらいかかりました。とろみがつき始めてからの展開は早いです。

最後の画像は、ごめんなさい!写真を忘れて器に入れ始めてしまい、途中で慌てて撮ったからこんな感じになっちゃいました(><)

 

好みの器に入れて、冷蔵庫に入れて冷やして出来上がり!普通のチョコレートムースほど長く冷やす必要はなかったです。15分くらいで十分でした。食べる前にホイップクリームをのせました。

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味の感想

本当に滑らかなチョコレートムースです!

 

今回はコンビにでも買える板チョコを使ったので私にはちょっと甘すぎましたが、すごく舌触りが良くてクリーミーでおいしいかったです。 

 

インスタントコーヒーを最初にちょっとだけ入れて味に深みを出せばよかったな。

 

熱湯の代わりにハーブティーなどを使ってフレーバーをつけてもよいそうです。良いチョコレートを使えばかなりおいしくなりそう。

 

ヘストン・ブルーメンタール

ちなみにこれはイギリスのミシュランシェフヘストン・ブルーメンタールさんのレシピ。ブルーメンタールシェフの作る料理は、料理と科学を融合させた"Molecular Gastronomy"というスタイルでかなり斬新です。

 

素材そのものの良さを楽しみたいし、野菜は野菜の形をしていてほしい私は今まではあまり興味がなかったのですが、なぜか最近急に気持ちが変わってきました。

 

料理と一緒にアロマテラピーを用いたり、iPodで音楽を聞かせるなどしてお客さんの記憶に働きかけ、ただの食事以上の「エンターテイメント」を提供しているところがとても面白いと思います。

 

体験型なのでテーマパークに行くような感覚なのかもしれませんね。彼のレストラン「The Fat Duck」にもいつか行ってみたいです。

 

ドライアイスを使ったり、何度も「実験」を重ねて完成する彼の料理はなかなか一般家庭のキッチンで試せるものではないですが、こちらのチョコレートムースは本当に簡単!

 

よかったらぜひ作ってみてください!

 

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