和食の定番、納豆。日本食材が高くて手に入りにくい海外在住だと、自宅で作っている方も少なくないのでは?
私も手作りすることにしたのですが、「乾燥大豆を一晩水に浸してから煮る」ってのが時間がかかるし結構面倒くさい。
なら冷凍でさやから出た状態で売っている枝豆なら、簡単じゃない?
ということで冷凍枝豆で納豆を作ってみたら、独特の匂いや粘りが少なくて歯応えのあるお味になりました!
作り方
アジア食材店で買ってきた枝豆。枝豆はカナダでもそのまま「EDAMAME」!
今回はアジア食材店で買いましたが、普通のスーパーでも売っているところもあります。
解凍がてら茹でて熱する(電子レンジを使った方が楽だったなー)。
そして水を切り、熱いうちにタッパーへ。
そこに同じくアジア食材店で買ってきた冷凍納豆を、凍った状態のまま適当にまぶす。
湯気の水分を吸収するためにキッチンペーパーをかぶせ、蓋を軽くのせる。
同じサイズのタッパーに熱湯を入れ、枝豆入りのタッパーで挟む。
タオルでくるんで保温。
そして7時間後、できました!
今回2カップくらいの枝豆に、納豆1/4パック分くらい使いました。
仕込んだのは16:00前。20:00頃になると少し粘りが出てきました。でもまだこの頃は納豆の匂いはなし。
23:00過ぎになるとタッパーを振ってもお豆が動かないくらい粘る。そして、納豆独特の匂いも!寝る前に冷蔵庫に入れました。
お湯は途中で一度温め直しています。保温は暖房の近くに置いたりオーブンの発酵設定やヨーグルトメーカーでやられる方もいますね。
今回はタネが普通の納豆だったので茶色い豆も混ざっています。
後日再度作ったときはこの時の納豆の枝豆だけをタネにしたので、全部緑色の枝豆納豆になりました。
ささやかな贅沢
さて翌日。納豆嫌いな夫のいない間に、できた枝豆納豆で和食祭り♪
だし巻き卵、ひじきの煮物、豆腐のお味噌汁、そしてあつあつの炊きたてご飯と一緒に。
特別なものは何もないけれど、こんな「ザ・和食」なごはんは久しぶり。とっても贅沢な気分になりました。
肝心の味はというと、納豆独特のねっとり感はなく、代わりに枝豆の歯ごたえが特徴的。
匂いと粘りは控えめなので、もしかしたら納豆嫌いの人でも食べやすいかもしれません。
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費用について
454gの冷凍枝豆がアジア食材店で3.29ドル(約300円)でした。1/3袋使って納豆パック3つ分くらい。ということは100円ちょっとで3パック、日本で納豆を買うのと同じくらいになりました。
ちなみに同じお店で買った3パックの納豆の値段は4.29ドル(約390円)でした。
乾燥大豆は900gが2ドル弱(約170円)で近くのお店で売っていたので、断然安いですね。でも枝豆で作ったとしても、納豆をアジア食材店で買うよりお得です。
今度時間のある時に乾燥大豆でも作ってみようと思います。
おわりに
普通の納豆とはちょっと違うおいしさ。匂いと粘りが弱めなので、納豆嫌いの人も食べられるかもしれません。
大豆を煮るのが面倒な時には、ぜひお試しください。
調べてみたら枝豆納豆、市販もしてました!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪